こんにちは、サンライズweb担当です。
当社はファンモータだけなく羽根(単体)も扱っています。
シロッコファン、ターボファン、プロペラファン、小型φ100mmから中型φ300mm程度のサイズの羽根が主流になります。いくつかの専業メーカー様とお取引させて頂いておりますが、六合製作所の羽根を扱うことが多いです。六合製作所様のHP、主要取引先として当社の名前を掲載頂いています。
当社HPもリニュールから1年を過ぎて、少しずつお問い合わせが増えてきました。羽根単体のお問い合わせが増えてきています。
今回はご注文の際に、こちらから確認させて頂くことについてお話ししたいと思います。
記事で解説していきます。
シロッコファン、ターボファンの買い方
当社の扱うシロッコファン(羽根)は、機械・装置メーカー様、及び修理業者様向けのものです。家庭用のキッチンに設置されるレンジフードのシロッコファンとはことなります。○○社製のレンジフード(換気扇)△△という型番に合うシロッコファンをください。と言われても対応いたしかねます。
家庭用のレンジフードのシロッコファンは扱っていません。
シロッコファンとターボファンの回転方向を確認してください。
シロッコファン、ターボファンには、保証回転数があります。
材質、素材の厚さ、羽根形状、大きさにより、それぞれ異なります。
羽根径が大きくなる程、羽根巾が大きくなる程、保証回転数は低くなります。
高速で回転する羽根には大きな応力が掛かります。
モーターの回転数は、
単相50Hz駆動の場合、無負荷回転数は、2Pで3000rpm、4Pで1500rpm
単相60Hz駆動の場合、無負荷回転数は、2Pで3600rpm、4Pで1800rpm
(すべりは考慮しない)
となりますが羽根をつけてケーシングに入れた場合、低くなります。
一例ですが
単相50Hz/60Hz 2P 負荷回転数 2,600/2,900rpm
全閉回転数 2,900/3,500rpm
単相50Hz/60Hz 4P 負荷回転数 1,320/1,620rpm
全閉回転数 1,490/1,780rpm
50Hz地域と60Hz地域どちらで使われるかにより回転数が変わってきます。
60Hz地域で使われた場合でも保証回転数を超えないファンを選びましょう。
羽根を回すモーターのシャフトの太さと形状を確認してください。
羽根の材料(金属材料)により、耐熱保証温度が異なります。
どのような雰囲気で使われるか、ご確認ください。
ファンに使用する材料 | 耐熱温度 |
アルミ | -60~100℃ |
鉄 | -10~200℃ |
ステンレス SUS304 | -140~350℃ |
ステンレス SUS430 | -10~400℃ |