【FFC・FPC】1mm NON-ZIF SMTコネクタ【画像あり】

2回に渡り、1mm NON-ZIF DIP コネクタの構造を説明しました。

今回はNON-ZIFのSMTタイプの構造を説明します。

ストレートとライトアングル 1度に説明します。

記事で解説していきます。

1mm NON-ZIF SMTコネクタ

今回図解するのは、下記4種類です。メーカーより大変たくさんのコネクタが販売されています。一例として参考にしてください。

1mm NON-ZIF SMTコネクタ

  • ストレート、片面接触、実装面千鳥、補強金具なし
  • ライトアングル、片面接触、実装面一列、補強金具あり
  • ストレート、両面接触、実装面一列、補強金具なし
  • ライトアングル、両面接触、実装面一列、補強金具あり

DIPタイプではストレートだと片面接触、ライトアングルだと上接点タイプを
図解しましたが、SMTタイプでは、片面接触と両面接触の2種類を図解します。

両面接触タイプの端子は、先が割れた端子の間にFFCが挿入される構造で、
フォーク端子と呼ばれたりします。

プレスで打ち抜いて作るため、接触面が破断面になりますが、複数回曲げるよりも 加工は安価です。

最初に紹介するのはストレートの片面接触タイプです。
2種類の端子が使われていて、実装面は千鳥になっています。
千鳥にすると、はんだブリッジが起こりにくいほか、基板に設置するバランスがよくなります。
ストレートタイプで千鳥実証のタイプは、1mmピッチでは補強金具を必要としないものが多いです。

つぎに紹介するのは、1種類の端子で構成された片面接点のライトアングルタイプです。
図解したのは上接点タイプですが、下接点のタイプ、上下、それぞれをラインナップしている
メーカーもありました。

実装面は千鳥で無く1列のため、補強金具がついています。

最後に、両面接触タイプのストレートとライトアングルを紹介します。

図解したコネクタでは、ライトアングルのみ補強金具を書きましたが
ストレートタイプで補強金具があるものとないものがあります。

今回はこの辺にしたいと思います。それではまた